都立大学附属高等学校案内
東京都立大学附属高等学校は平成23年3月をもって閉校いたしました。
平成23年4月1日(金)より、東京都立大学附属高等学校に関するお問い合わせは、東京都立桜修館中等教育学校(東京都目黒区八雲1-1-2 電話番号03-3723-9966)にお願いいたします。
卒業生に対する卒業証明書等の諸書類の発行は、東京都立桜修館中等教育学校が継続して実施します。
学校の歴史
東京都立大学附属高等学校は府立高等学校尋常科を母体としている。尋常科といっても今ではほとんど通じなくなっている。旧制高校の一部に「7年制高校」 と呼ばれるものがあった。高校の付属中学として一般より 1年短い、4年の中学校を併設し7年間の一貫教育をするものだった。4年の中学校課程を尋常科と称していた。7年生高校は全国で8校、東京での国公立は東京高校と 都立高校だけであった。都立(1943年以前は府立)高校は、1928年一中(現日比谷高校)の間借りから始まるが、1934年からは東京高校が尋常科の募集を停止したため、東京では唯一の公立7年制高校となっていった。1948年の学制改革により、 新制高校・東京都立大学附属高等学校として再出発した。1950年、独立した高校校舎が木造建物で3棟建設された。附属高校は2学区の普通高校として歴史を刻むが、大学とキャンパスを共有するという他の都立高校にはない特色を持つ学校として 存在してきた。1991年3月、東京都立大学は八王子(南大沢)に 移転したが、その後も大学の教員による授業(連続授業)、首都大学東京体験学習、地理実習、理科実習、めぐろシティカレッジ などで大学と緊密な関係にある。
1929年
昭和 4年 |
府立高等学校(高等科3年、尋常科4年)設置認可
麹町区永田町、東京府立第一中学校内にて開校 |
1932年
昭和7年 |
東京府荏原郡碑衾町(現在地)に移転
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1943年
昭和18年 |
東京都制の実施に伴い、都立高等学校と改称
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1948年
昭和23年 |
新学制により、都立高等学校尋常科を都立新制高等学校とし、旧制尋常科4年生が新制高校全日制1年生となる(現在の附属高校第一期生となる)
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1949年
昭和24年 |
男女共学制実施
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1950年
昭和25年 |
東京都告示により東京都立大学「附置学校」となる
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1950年
昭和25年 |
東京都立大学附属高等学校と改称
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1950年
昭和25年 |
木造校舎新築に伴い、大学棟より移転する
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1951年
昭和26年 |
第1回卒業式(男子96名)
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1974年
昭和49年 |
鉄筋校舎落成(昭和38年以来)、環境整備工事完了
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1991年
平成3年 |
東京都立大学八王子市南大沢へ全面移転
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1997年
平成 9年 |
体育施設改築工事竣工
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1999年
平成11年 |
創立70周年記念式典実施
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2001年
平成13年 |
東京都立大学工学研究科教授
生田 茂 第21代校長就任 |
2003年
平成15年 |
東京都立大学理学研究科教授
松浦克美 第22代校長就任 |
2005年
平成17年 |
石坂康倫 第23代校長就任
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1950年落成式
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本校正面
蘭芽帳(1935年)より |
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玄関(1952年)
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授業風景(1952年)
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都立大学(1952年)
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校舎前景(1952年)
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第4回記念祭(1953年)
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平成23年3月卒業生 進路状況
大学
学校
その他