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桜修館の平成28年度 2学期


2学期 修了式のようす

 3月24日(火)に平成28年度の修了式がおこなわれました。前期課程生には修了証が渡され、1年のしめくくりとして校長先生からのお話がありました。来年度に向けて、生活指導部・進路指導部の先生からの心構えについてのお話もあり、生徒それぞれが来年度に向けて気持ちを切り替えていました。

 

 

以下、校長先生の話です。

皆さん、おはようございます。
平成28年度の修了式を迎えました。この1年間、いろいろな場面で生徒の皆さんが活躍してくれて、大変うれしく思っています。今年度も、部活動や各種の大会、コンクールや検定試験等で成果を収め、数多くの表彰を受けました。中でも、東京都教育委員会児童・生徒等表彰において、昨年度に引き続き、本校から2件表彰を受けました。1件は、全国中学生弓道大会JOCジュニアオリンピック大会個人競技男子の部で優勝した3年生の田沼翔太君です。もう1件は、数学勉強会や理科勉強会を立ち上げ、学習する環境を作り、同級生や下級生にコンテスト等への積極的な参加を促し、自身も熱心に学習する姿勢を貫いた6年生の尾崎弦太君です。あらためて栄誉をたたえたいと思います。
また、皆さんは、三大行事をはじめとする学校行事や学年の行事等にも積極的に取り組んでいました。一人一人にとって、充実感や満足感とともに、良き思い出としていつまでも記憶に残るのではないかと思います。先ほどの尾崎弦太君も、3月3日の卒業式における卒業生の言葉の中で、7期生に次のようなメッセージを送っていました。
「桜修館生の素晴らしいところは、勉強だけでなく、行事も一生懸命なところです。最後のクラスマッチと記念祭は、最高に楽しく、感動的で、皆さんを強くしてくれます。だから、皆さんは勉強に打ち込むとともに、全力で行事を楽しんでください。」
これは、7期生だけでなくすべての後輩に送られたメッセージだと思います。勉強も、行事も、部活動も全力で取り組むのが、桜修館の良いところです。たしかに、行事と部活動には皆さん一生懸命です。素晴らしいです。でも、肝心の勉強についてはどうだったでしょうか。
一般的な話をします。先日、日米中韓4カ国の高校1~3年生計7854人におこなった学習に対する調査結果が、国立青少年教育振興機構から公表されました。それによると、授業中の行動などを問う質問では、「きちんとノートをとる」という項目で「よくある」と答えた割合が79.4%と、日本が4カ国で最高でした。でも、「よく居眠りをする」生徒も米中韓より高い15.0%でした。また、学習への取組姿勢などを問う質問では、「よく予習、復習をする」という項目が米中韓より低い12.1%、「学校の授業や宿題以外に2時間以上勉強する」も24.9%という結果でした。さらに、「試験の前にまとめて勉強する」とした生徒は、4カ国で最も高い69.3%でした。つまり日本では、普段はあまり勉強せず、試験前に一夜漬けで勉強する生徒が多いということが見て取れます。
さて、本校の学校評価アンケートでも「授業以外の学習(予習・復習や宿題・課題提出、テストや進学のための勉強時間)は、1日平均どのくらいですか。」という質問を生徒の皆さんにしました。これに対し、「2時間以上」と答えたのは、前期課程1年生で44.4%でした。それが、2年生になると18.6%に減り、3年生では15.0%とさらに減っていました。先ほどの調査結果の数字を覚えていますか。「宿題以外に2時間勉強する」日本の高校生の割合は24.9%でした。本校では「宿題も含めて2時間以上勉強する」が、4年生では19.4%、5年生でようやく31.4%というのが実態です。それが6年生になると、さすがに91.0%になります。
この結果を見る限り、皆さんの勉強に対する姿勢はまだまだ受け身の人が多いようです。
部活動や行事にあれだけ全力で取り組めるのだから、勉強にも常に全力で取り組むことができるはずです。先ほどの4カ国の調査の中で、「グループワークの時には積極的に参加する」という質問項目がありました。「よくある」と回答したのは25.3%で、日本が4カ国中最低でした。もし、同じ質問をここにいる桜修館の生徒の皆さんにしたら、ほとんどの人が「よくある」と答えると思います。それだけの意識と力を皆さんは持っています。ぜひ、「主体的に学習に取り組む態度」を、今以上に強く身に付けてほしいと思います。
それでは皆さん、春休み中は心身ともに健康で充実した日々を過ごし、くれぐれも事故や事件に巻き込まれることのないよう注意してください。そして4月になって、新しい学年でいいスタートが切れるよう、春休みの間も勉強や部活動をはじめとして、何事にも主体的に取り組んでください。私からの話は以上です。

続いて合唱コンクールの表彰がおこなわれて、金賞・銀賞のクラスと指揮者賞・伴奏者賞の生徒に幹部から賞状が授与されました。
 

部活や優良生徒等の表彰では、多くの生徒が賞に輝いていました。
 

 

5年生の論文コンクールでは、2名の最優秀論文が選出されました。
「自家培養ヨーグルトの研究」
「日本の住宅寿命はなぜ短いのか~米国との比較~」
 

離任式では、異動や退職をされる先生方からお話をしていただきました。お世話になった先生方からの気持ちがこもったお話に、生徒たちは感謝の気持ちと共に大きな拍手で先生方を送り出しました。
 

 
2017.3.24

 

第6回 卒業式のようす

 3月3日(金)、桜修館の第6回卒業式がおこなわれました。保護者と5年生、そして先生方、多くの参列者に見守られながら6期生の155名が卒業証書を授与されました。6期生が6年間をかけて友情を育んだ大切な仲間たちと式歌「旅立ちの日に」を歌い、涙しながら最後の時間を惜しんでいました。これから一人一人が夢や目標に向かって進むなかで、成長し、輝き、そして社会で活躍する人になってほしいと思います。
 

 

 
 

 

 

 

 
2017.3.3



百人一首大会のようす

 2月18日(土)の3~4時間目に、百人一首大会が開催されました。国語の授業などで生徒は百人一首を学びますが、あわせて競技にも取り組みます。前期課程の1年生と2年生が、それぞれクラス対抗で相手を変えて3回戦の競技がおこなわれました。競技中は全員が真剣に札を取り合いながらお互いに親睦を深めあい、伝統文化である百人一首を学年全体で楽しむことが出来ました。
 

 

 
2017.2.18



生徒大会と自治会選挙のようす

 2月15日(水)に、生徒大会と自治会選挙がおこなわれました。生徒大会では、今年度の委員会の活動内容と反省点や改善点などが報告されました。その後に、自治会選挙立候補者による立会演説会がおこなわれました。立候補した生徒は、朝のあいさつ運動や自作のポスターを校内に掲示して生徒へアピールを続けてきました。今日は3分という短い時間で、自治会を通じて学校をよりよくするための想いを熱く語りました。新たな自治会が活躍することで生徒同士が協力し、ますます魅力的な学校になるのではないかと期待が膨らみます。
 

 
2016.2.15


防災訓練のようす

 2月13日(月)の1時間目に、前期課程の生徒による防災訓練がおこなわれました。代表生徒による救助袋による3階からの避難体験訓練と、校庭で消火器を使用した消火体験訓練が実施されました。前期課程の生徒は毎月避難訓練をおこなっていますが、今回の体験的な訓練を通してより防災意識が高まったのではないかと思います。
 

 
2017.2.14



マラソン大会のようす

 2月10日(金)にマラソン大会が開催されました。1・2年の部と3・4年の部で男子が7km、女子が5kmを走ります。昨日の雪からうって変わって晴れの良い天気の中、出場した生徒全員がベストを尽くして走りました。午後には表彰がおこなわれ、1・2年の部の最優秀クラスは2年B組、優秀クラスは1年B組が受賞しました。3・4年の部の最優秀クラスは4年B組、優秀クラスは4年A組が受賞しました。さらに、最優秀クラスには、PTAの方から記念キーホルダーが授与されました。
 

 

 
2017.2.10



スキー移動教室のようす

 1月25日(水)~27日(金)の2泊3日の間、長野のよませ温泉スキー場で2年生のスキー教室がおこなわれました。3日間天候にも恵まれて、雪山の景色を楽しみながらコーチの指導のもと講習を受けることができました。夜はホテルのホールで、百人一首大会や生徒主催のレクリエーションで交流を深めました。経験者も未経験者もスキーの技術が向上し、寝食を共にした友人達と、たくさんの思い出ができたのではないかとおもいます。
 

 



 

 
2017.2.7



芸術鑑賞教室のようす

 1月19日(木)にパーシモンホールで、3から5年生の3学年合同で芸術鑑賞教室がおこなわれました。今年は狂言で、実際に鑑賞する前にワークショップがおこなわれ、見どころの解説や実際に生徒が狂言の所作をステージで体験しました。そして2つの狂言を鑑賞し、日本の伝統文化に理解を深めました。
 

 

 
2017.1.26



1月全校集会のようす

あけましておめでとうございます。本年も桜修館中等教育学校をよろしくお願い申し上げます。

 冬季休業が1月10日に明け、本日からまた授業が始まりました。冬晴れの気持ちの良い朝で校舎やグラウンドから富士山がきれいに見える中、生徒たちは元気に登校してきました。
 避難訓練の後に全校集会がおこなわれ、校長先生からお話をいただきました。表彰がおこなわれ、年末から年明けにかけて多くの生徒が校外の大会やコンクールで賞を頂いてきました。
 3時間目からは宿題テストがおこなわれました。生徒は冬休みの宿題をテスト直前まで見直して、緊張感をもってテストに臨んでいました。
 

 以下、校長先生からのお話です。

 皆さん、おはようございます。そして、明けましておめでとうございます。
 まずは、生徒の皆さんの元気な顔を見ることができてホッとしています。きっと皆さんは、新しい年を迎えて、「今年はこういう年にしたい!」という抱負を持っていると思います。ぜひ、それを実現させるために、毎日の生活を大切にしてください。
 さて、冬期休業中の12月27日(日本時間28日)、安倍晋三首相がオバマ米大統領とともにハワイ真珠湾のアリゾナ記念館を訪れて慰霊したというニュースが大きく報道されました。慰霊を行った後、両首脳はそろって演説し、日米が戦争を乗り越えて強固な同盟を築いた「和解の力」を強調しました。また、安倍首相は「戦争の惨禍を二度と繰り返してはならない」と不戦の誓いをあらためて行いましたが、私は、オバマ大統領の「我々は受け継ぐ歴史を選ぶことはできない。しかし、そこから何を教訓とするかは選ぶことができる。その教訓に基づいて我々の将来像を描くことができるのだ」という言葉がたいへん印象に残っています。
 皆さん、100年前の世界を振り返ってみましょう。当時は、第一次世界大戦の真っただ中でした。1917年の歴史的大事件といえば、ロマノフ朝が倒れたロシア革命でしょう。また、それまで中立を保っていた米国が参戦し、大戦の戦火がさらに拡大したのもこの年でした。第一次大戦では、機関銃が威力を発揮し、毒ガス、戦車、爆撃機などの新兵器が登場し、戦争の形態は大きく変化しました。まさしく、科学の進歩が戦争の悲劇を拡大させる結果となり、足かけ5年間で死者は1700万人、負傷者は2000万人に達したのです。
 しかし、第一次大戦が終わっても、世界は次の戦争を防げませんでした。1929年、ニューヨークで株価が暴落すると、世界は「自分の国さえ良ければ」と保護主義に走り、世界経済は深刻な不況に陥りました。「自国さえ良ければ」という態度が、かえって不況を深刻化させ、やがて第二次世界大戦へと進んでいき、日本と米国も真珠湾攻撃で始まる凄惨な戦争をすることになったわけです。
「歴史は繰り返す」という言葉がありますが、この時(第二次大戦前)の状況と現在の状況が似通っているという人もいます。大国が自国の利益を優先し、保護主義や孤立主義が高まっているという点です。2度の大戦を経て確認されたはずの「戦争は結局、誰の得にもならない」という原則が揺らぎ始め、戦争の悲劇を繰り返さないために築かれてきた国際連合やEUといった国際的な仕組みが、大きな岐路に立たされています。
 こうした世界情勢の中で、今の日本に求められていることは、自由主義の旗を掲げ続けることと、人工知能(AI)をはじめとした加速するデジタル社会に真剣に向き合って対応することです。特に、第四次産業革命とも呼ばれるデジタル社会のこれからの進展を担っていくのは、物心ついたときからデジタルに親しんできた皆さん方のような若者です。「語学力があり、コミュニケーション能力がある」若手人材が、政治や社会・経済の前面に出てくるようになれば、日本に活力が戻ってくると思います。
 ところで皆さん、150年前の日本はどんな状況でしたか。1867年といえば、大政奉還が行われた年です。大政奉還をきっかけに、日本は近代国家としてスタートしていくわけですが、明治維新の原動力となった人物をみると、西郷隆盛38歳、大久保利通37歳、木戸孝允34歳、福沢諭吉33歳、坂本龍馬32歳、板垣退助30歳、大隈重信29歳、伊藤博文26歳と、若い世代が活躍し、新しい日本を創り上げたのです。
 このことを、今こそ歴史の教訓として思いだし、皆さんのような若者の力で、10年~20年後の新しい日本を創り上げていってほしいと思います。

2017年1月 全校集会表彰一覧
2017.1.10


3年研修旅行のようす

 12月6日(火)~12月9日(金)の3泊4日の日程で、3年生が研修旅行へ行きました。2学期中間試験が終わった直後でしたが、3年生は月曜に事前学習をおこない火曜から旅行へと向かいました。1日目は広島で原爆公園を見学し平和学習をおこないました。夜は宮島に宿泊しました。2日目は、厳島神社を見学後に奈良の法隆寺・薬師寺を見学して宿泊、3日目は東大寺を見学後に班別行動で奈良から京都へと移動を兼ねて、事前に決めた見学場所を訪れました。夜には全員で友禅染を体験し、京都の伝統工芸にふれることができました。4日間で長い距離を移動し多くの場所を訪れた3年生は、たくさんのお土産と思い出と共に無事東京へと帰ってきました。
 

 

 

 

 
2016.12.27


12月全校集会のようす

 12月22日(金)の授業後に、冬季休業前の全校集会がおこなわれました。6年生がいよいよ受験体制に入るため、全校集会で6学年すべて並ぶのはこれが最後になります。校長先生から4つのテーマのお話をいただき、そのあと生徒部の先生からのお話がありました。集会の後は、全校清掃とLHRで締めくくりました。来年がより充実した年となるように、冬季休業中に先生方からの話を思い出して1年間を振り返ってほしいと思います。
 

以下、校長先生からのお話です。

 皆さん、こんにちは。今日が、今年度1年生から6年生までの生徒全員がそろう最後の集会です。6年生は、これから、いよいよ受験本番に向かっていきます。6年生全員の進路希望が実現するよう、ここにいる皆で応援しましょう。
 そこで、6年生へ送るエールを含めて、平成28年(2016年)を振り返りながら、今年活躍した人や話題になったことを紹介していきたいと思います。
 まず、記憶に新しいところで、アメリカ大統領選挙がありました。アメリカ初の女性大統領を目指したヒラリー・クリントン候補でしたが、得票数ではドナルド・トランプ候補を僅差で上回ったものの、選挙人の数では232人と、306人を獲得したトランプ候補に大きく水をあけられて落選しました。
 しかし、落選が決まった翌日に彼女が行った敗北宣言が、『歴史に残る名スピーチ』と話題になっています。「若い人たちに、ぜひ聞いてほしいことがあります。私は社会に出てからの人生すべてをかけて、自らの信念のために戦ってきました。成功もありましたが、挫折もありました。時に深く傷つくこともありました。私たちはいまだ、あの高いガラスの天井を打ち砕くことができていません。しかし、いつの日か誰かが、きっと私たちが考えるよりももっと早く、それをかなえてくれるでしょう。それから、今この演説を聞いているすべての女の子たちに伝えます。あなたたちはかけがえのない存在で、大きな力を持っていて、この世界のどんなことにも挑戦する資格があることを決して忘れないでください。あなた自身の夢を追いかけ実現してください」と、若者や女性たちにエールを送りました。
 そのアメリカ大統領をまもなく退任するバラク・オバマ大統領が、アメリカの現職大統領として初めて広島を訪問したことは世界的なニュースとなりました。アメリカにとって、現職大統領が被爆地を訪問することは大きなタブーとなっていました。「原爆投下は、その後の日本本土上陸作戦で失われる多くの米兵の命を救った」という論が、今もアメリカでは大勢を占めているからです。つまり、アメリカ社会では原爆投下に対する謝罪など許されない。どんな形であれ、広島を訪問することは謝罪と受け取られかねないため、それは実現するはずのない出来事だったのです。
 それを可能にしたのは、広島市民からオバマ大統領へのこんな呼びかけでした。「広島では、米兵も原爆犠牲者として追悼の対象になっています。彼らを含めた全犠牲者の追悼の意味でも、核廃絶への祈りを広島から発信してください。」
 皆さんは、オバマ大統領が原爆慰霊碑の前で17分間に及ぶスピーチを終えた後に、被爆者の男性に歩み寄り抱擁を交わしたシーンを覚えているでしょうか。この男性、森重昭さんこそがオバマ大統領を広島に呼び寄せた最大の立役者だったのです。8歳の時に被爆した森さんは、生き残った自分には原爆の被害を調べ、伝える責任があると考えました。そして調査の中で、広島で捕虜となった米兵12人が原爆で亡くなっていた事実を知り、40年以上にわたって調べ、遺族に伝える活動に力を注いできました。「敵も味方もなく、とにかく原爆で亡くなった人を追悼したい。そして原爆を落としたアメリカ側にも死者がいたことを広く知ってもらうことが大切だ」という森さんの強い思いが、タブーを打ち破ったのです。
 日本のプロ野球界でも、前例を打ち破った選手がいました。日本ハムファイターズの大谷翔平選手です。今シーズンの大谷選手は、投打にフル回転しました。投手としてはエース級の活躍、打者としても22本の本塁打を放つなど、まさに前代未聞の活躍でチームの日本一に貢献しました。
 プロ入りの時、大谷選手は二刀流挑戦を明言しましたが、専門家からは、「やめろ」のオンパレードでした。その多くが「過去に例がない」という理由からでした。評論家の野村克也さんも、「二刀流?ふざけるな」「プロ野球をなめるな」と大反対していましたが、今年の投打にわたる活躍に、「彼のプレーを見て、考え方を改めさせられた」「常識的に二刀流っていうのは無理だと思っていた。そんなプロって甘くない。だから最初は反対していたんだけど、やっぱり俺が監督でも二刀流をやらせたくなるわ」と、大谷選手に対する評価を一変させました。
 大谷選手本人は、二刀流のことを「プレッシャーがあるマウンドを切り抜けた時の面白さ」「打たなかったら負けるかもしれない打席で、ホームランを打った時の楽しさ」というそれぞれの選手の立場から野球の面白さを感じることができる、と評しています。彼自身が、非常に楽しんで二刀流に挑む姿勢があったからこそ、偉業を達成することができたのかもしれません。
 偉業を達成したといえば、大隅良典・東京工業大学栄誉教授がノーベル医学生理学賞を受賞しました。大隅さんが解明したオートファジーは、細胞が不要なたんぱく質をいったん分解し、再び必要なたんぱく質を作り出すリサイクルの仕組みです。今でこそ世界的に注目されるようになりましたが、大隅さんが研究を始めた時には、ほとんど注目されていない分野だったそうです。しかし大隅さんは、「他人のやらないことをやり、流行ではなく、疑問に感じたことを研究する基礎が大事だ」として、長い間黙々と研究を続けてきた結果が、ノーベル賞受賞につながったわけです。
 大隅さんは、若者に対して「科学に限らず、人と違うことを恐れずに、自分の興味、抱いた疑問を大事にしてほしい」とエールを送り、「人と違う好きなことをやって新たな発見をする。それが科学の本質」と独創的研究の大切さを説いていました。そして、「楽しまなくてはいい研究はできない」ともおっしゃっていました。
 以上、今日は皆さんに、今年の出来事から『ヒラリー・クリントン候補の敗北宣言』、『オバマ大統領の広島訪問』、『二刀流・大谷翔平選手の活躍』、『大隅良典栄誉教授のノーベル賞受賞』と4つのお話をしました。どれか一つでも、印象に残ってもらえればと思います。そして、もし興味のある話があったならば、自分自身でもっと詳しく調べたり考えたりしてくれると嬉しいです。
 最後になりますが、今年の冬休みは、例年よりも5日長く、18日間ありますので、しっかり計画を立ててください。冬休み中も生活リズムを崩すことなく、また怪我や病気をせず、有意義な毎日を過ごしてほしいと思います。それでは皆さん、良い年を迎えてください。
2016.12.22


タイからの給食視察のようす

 12月15日(木)に、本校の給食室の様子を視察するためにタイ保健省の方が4名と通訳の方2名が来校しました。タイは気温や湿度が高く、衛生管理が非常に重要になるそうです。文部科学省が定める学校給食衛生管理基準に沿った本校の衛生への取り組みを、大変熱心に見学していました。質疑応答、給食の試食後タイの方々から、非常に学びの多い機会だったというお言葉をいただきました。
 

 
2016.12.21
 

独占禁止法教室のようす

 平成28年12月16日(金)3~4時間目に公正取引員会の方を招いて、第3学年の生徒を対象に独占禁止法教室を実施しました。シミュレーションゲームや寸劇などを交えつつ、競争原理をはじめとする市場経済の基本ルールを学びました。わかりやすくまとまったテキストと先生方の講義内容で、生徒からは「授業で学んだ内容の理解が深まった」などの感想があがりました。
 

 
2016.12.17


學フォーラムのようす

 12月7日(水)に、「學フォーラム」が開催されました。學フォーラムはPTA教育環境委員会の協力のもと、様々な分野で活躍される社会人の方をお招きして、職業選択の過程や実社会での経験を聞かせていただき、自分のキャリアを考える機会をもつという行事です。講師の先生方は、国家公務員・建築家・企業の代表取締役・法律家・農家などとバリエーションに富んでおり、講師の先生方のお仕事の話や経験談は本当に興味深いものでした。参加した本校の4年生は、職業に対する意識を高める本当に良い機会となったようです。
 

 

 
2016.12.8
 


美術館・博物館めぐりのようす

 12月6日(火)に、1年生は美術館・博物館めぐりをおこないました。上野公園付近の美術館・博物館を見学し、電車等で移動して都内にある別の美術館や博物館をさらに見学する行事です。事前に総合学習の時間に行動計画表を作成し、基本的な班行動の体験もしました。
 

 

 
2016.12.7


海外交流のようす

 11月24日(木)に、マレーシアの学校から教員と生徒の方17名が桜修館を訪問してくれました。校内の施設や授業を見学してから生徒達と昼食会をおこない交流を深めました。午後は4年生全員と交流会を開催し、4年生は英語による挨拶からダンスの発表と〇☓クイズを、マレーシアの学校の方々からは学校の紹介とともに、歌と音楽の演奏を聞かせていただきました。お互いに趣向を凝らした発表で交流会は盛り上がり、語学の重要性を感じながらも楽しく有意義な時間を過ごすことができました。
 

 

 
2016.12.2


修学旅行のようす

 11月15日(火)~18日(金)の2泊4日で、5年生のシンガポール修学旅行が実施されました。海外に行くのは初めてという生徒もいる中、まったく異なる文化や言語の地域へ学校行事で行くのはなかなか経験できないことでもあり、お互いにいつも以上に協力しながら旅行先でさまざまな体験をしてきました。
 2日目はマドラサ=アルジュニード校の生徒たちと学校間交流をおこないました。お互いに学校や文化を紹介した後に、会食やさまざまなアクティビティを通じて交流をすることができました。他にもナイトサファリや現地大学生と一緒にプログラムに参加したり、街を散策したりと短い日程の中、大変充実した修学旅行となりました。

 

 

 

 

 

 
2016.12.01

 

出願手続等説明会のようす

 11月27日(日)に出願手続等説明会が午前1回、午後2回の計3回開催されました。気温があまり上がらない寒い日でしたが、合計979名の方に参加していただきました。いよいよ出願も迫ってきていているということで参加された方々は、真剣に出願時の説明を聞き、メモをとっていていました。
 出願の際には、「平成29年度募集案内」の冊子に書かれている内容を十分に確認のうえ、時間に余裕をもって準備をお願いいたします。
 

 
2016.11.27


「留学生が先生!」のようす

 授業公開週間の11月11日(金)の5時間目から6時間目の間に、2年生を対象に「留学生が先生!」がおこなわれました。留学中の大学生や大学院生が桜修館に来校し、留学生の出身国の言語や文化などを紹介してくれる国際理解教育や語学教育に関連したイベントです。ベルギー、カザフスタン、イラン、シンガポール出身の先生方が、各国の暮らしや伝統衣装、遊びや習慣などの文化について、また外国からみた日本の印象などなど、様々な観点で生徒にお話を聞かせてくれました。普段知ることが少ない海外の情報に生徒たちは興味津々で話に聞き入ったり質問をしたりと、楽しい時間を過ごしていました。最後は生徒から先生方へ英語で日本文化の紹介をおこないました。グローバルな感覚を養うきっかけとなる、とても貴重な経験となったと思います。
 

 

 
2016.11.12


授業公開のようす

11月7日(月)から12日(土)までの1週間、第2回授業公開週間が行われ、計960名が足を運んでくださいました。期間中は気温が下がり天候が悪い日もありましたが、小学生や保護者、地域の方々に来校いただきました。今年も都外からの来校者もあり、本校への関心の高さをうかがうことができました。
 

 
2016.11.12


道徳授業地区公開講座のようす

 11月11日(金)の6時間目に本校サブアリーナで道徳授業地区公開講座がおこなわれ、杉並区立済美教育センター指導教授の福田鉄雄先生から講演をいただきました。『考えよう「心」のこと 振り返ろう「自分」のこと』というテーマで、前期生も知っているような最近の時事から現代のコミュニケーションツールと道徳の関わりなど、非常に興味深いお話でした。
 

 
2016.11.11



2年生職場体験のようす

 10月26日(水)~10月28日(金)までの3日間、2年生は校外で職場体験をおこないました。関心のある職業の事業所に行き、業務を見学したり実際にやらせていただいたり、多くの経験をすることができました。事前準備では、事業所に電話をかけて伺う約束をしたり仕事内容を調査したりと、初めての経験ばかりで緊張したと思いますが、それ以上に得るものも大きかったのではないでしょうか。
 11月4日(金)の総合学習では、お世話になった事業所へ学んだことや感じたこと、そして体験させていただいた感謝の気持ちを込めてお礼の手紙を書きました。
 今回の職場体験にご協力していただいた事業所の方々に、心より感謝申し上げます。
 

 
2016.11.4


生徒大会のようす

 11月2日(水)の4時間目に、生徒大会が開催されました。自治会、各委員会の2学期の活動計画、目標の報告および承認が行われました。どの委員会もこれまで以上の活動をするという意気込みが感じられました。 11月初旬にしては気温が上がらなかった一日で体育館も少し寒かったですが、生徒は皆真剣に大会に参加していました。
 

 
2016.11.02


第2回 学校紹介日のようす

 10月29日(土)に第2回学校紹介日が開催されました。今回の参加者の人数が789名とほぼ満席となり、前回と同様に多くの方が来場してくださいました。今日は14時30分に会場予定でしたが、その前から多くの方が並んで入場をまっている程でした。本日は自治会の生徒と司会の先生の2名によって進行されるという、桜修館らしい和やかな雰囲気にあふれる学校紹介となりました。11月27日(日)は出願手続等説明会が開催されます。出願をする予定の方はご参加いただけたらと思います。
 

 
2016.10.29


第2回 ようこそ小学生のようす

 10月22(水)に、第2回ようこそ小学生が開催されました。今回も多くの小学生が参加してくれました。アンケートでは、ほとんど全員の小学生がイベントが楽しかったと答えてくれました。
 ようこそ小学生は、本校の4年生によって、さまざまなイベントが開催されます。小学生が喜んでくれるように、さまざまな工夫をこらし準備にとても時間をかけています。2回目の今回は、1回目よりも少し余裕をもってできたようで、小学生と会話が楽しめたことや、笑顔をたくさん見られたりと生徒のほうも楽しめた様子でした。未来の後輩のために、桜修館の魅力を伝えられたのではないかと思います。
 

 

 

 
2016.10.28

萩原智子さん講演会「いつも笑顔で」のようす

 10月19日(水)に始業式の後にPTA主催の講演会が開かれました。講演会のゲストは、元オリンピック女子競泳日本代表の萩原智子さんです。現在は、スポーツコメンテーターとしてメディア出演や講演会を全国でされていて、また日本水泳連盟理事として水泳の普及活動もこなすという、非常にアクティブな方です。
 萩原さんのオリンピック出場までのさまざまな経験を率直な言葉で語ってくださり、その時に感じたことや学んだこと、乗り越えるためのライバルとの絆など、沢山のことを教えていただきました。質疑応答では、萩原さんの言葉に感銘を受けた生徒からの決意の言葉に、思わず萩原さんが涙を見せる場面もありました。
 最後は生徒会長からの言葉と花束贈呈でしめくくり、大きな拍手とともに体育館を後にされました。シドニーオリンピック出場経験のある萩原さんの言葉が聞ける貴重な経験をさせていただけた事に感謝をし、萩原さんのあたたかい言葉を胸に、「いつも笑顔で」 2学期も目標に向かって学校生活を送ってほしいと思います。
 

 
2016.10.26


平成28年度 2学期始業式

 10月19日(水)に、2学期の始業式が行われました。例年放送で始業式がおこなわれますが、今年はPTAの方々が講演会を開いてくださったので、メインアリーナでの始業式となりました。少し湿度が高くて暑く感じる日でしたが、平成28年度の後半のスタートということで、期間休業日を経てリフレッシュした生徒たちは冬服に身を包み気持ちも新たに始業式に臨んでいました。
以下、校長先生からのお話です。

 皆さんおはようございます。三連休は、有意義に過ごすことができたでしょうか。三連休といっても、多くの皆さんが部活動や勉強に励んでいたことと思います。今日からまた新たな気持ちで、学校生活を送ってくれることを期待しています。
 さて、今年の2学期の始業式は、皆さんにメインアリーナに集まってもらい、例年と違った形で行っています。それは、この後続けて、水泳のオリンピック選手であった萩原智子さんの講演会が行われるからです。多方面で活躍され、大変お忙しい萩原さんですが、PTAの方々のご尽力があって、今日本校に来ていただくことが叶いました。萩原さんのプロフィールは、すでに自治会発行の「LINK」で読んだことと思いますが、リオのオリンピック・パラリンピックのテレビ放送で、萩原さんが解説している姿を見た人もたくさんいるのではないでしょうか。
 リオオリンピックの解説者といえば、昨年、本校の創立十周年記念式典でご挨拶をいただいた山口香さんも、柔道の解説で、明快で切れ味するどいコメントをされていました。その山口さんが、昨年の記念式典の挨拶の中で、こうおっしゃっていました。
「オリンピック・パラリンピックは世界に向けて窓をあけることです。あけた窓は2020年まで閉じることはできません。私たちは開かれた窓を通して世界を見て、世界からは日本が見られることになります。『おもてなし』という言葉が示すような日本人の素晴らしさが、見直されることもあるでしょう。一方で、日本人の価値観や常識が世界とは違うケースも見えてくるはずです。この機会に様々な国や地域の方々と触れ合い、日本の魅力を発信するとともに、異なる価値観や文化を尊重し、世界を知り、他者とともに未来を切り拓いていく力を養っていただきたいと願っております。」
 これは、まさに今進められているオリンピック・パラリンピック教育の基本理念と言っていいと思います。
 また、山口さんは、「スポーツは、ルールの中で競い合い、戦いが終われば握手をして健闘をたたえ合います」ともおっしゃっていました。これが、スポーツの素晴らしいところですが、実は萩原さんの現役時代にも、この言葉に通じる場面がありました。それは、シドニーオリンピックの水泳女子200メートル背泳ぎの決勝レースです。萩原選手は同じ日本選手の中尾美樹選手と激しい3位争いを繰り広げ、最後わずかの差で中尾選手が3位、萩原選手が4位となりました。しかしレース終了後、惜しくも敗れた萩原選手が、中尾選手に笑顔で祝福する姿に私たちは心を打たれました。
 先日のリオパラリンピックの放送では、解説をしていた萩原さんが、視聴者から選手への応援メッセージが紹介されているときに、突然号泣する場面がありました。これも彼女の優しい人柄と、選手時代にいろいろな経験をされたことが重なり合って、そうなったのだと思います。
 いつも温かく心のこもったコメントをしている萩原さんが、今日は皆さんにどんなお話をしてくれるかとても楽しみにしています。きっと、2学期のスタートにふさわしい講演になると思います。ぜひ皆さん、萩原さんのお話からいろいろなことを吸収して、自分の生き方・在り方の参考にしてください。
 私からの話は以上です。

 
2016.10.21

 
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