12月全校集会

12月全校集会

 年内最後の授業日となる12月21日(金)、全校集会を行いました。

校長講話「経験が人間を作り、言語化が思考を深める」
 
 平成30年がまもなく終わろうとしています。年が明けると平成31年ですが、年の途中で元号改元がありますので、どんな元号になるのか楽しみでもありますね。
 さて、11月に5年生と一緒にシンガポールに行き、先週は3年生と広島、奈良、京都に行ってきました。今日は、5年生と3年生と一緒に行った校外での学習をもとに「経験が人間を作り、言語化が思考を深める」ことをお話ししたいと思います。
 シンガポールでも、広島、奈良、京都でも、生徒諸君は、大勢の人とコミュニケーションを取り、話をする経験をもちました。シンガポールでの現地の高校生や大学生とは、あまり難しい話はしなかったかもしれません。しかし、皆さんの中でシンガポールの大人と話をする経験があった人は、今日的ないろんな問題について、その人がどんな意見や感想をもっているか話を聞いたり、日本の若者の意見を求められたりしたと思います。外国の方と話をしてみると、その人の立ち位置や民族、国籍、宗教などの背景によって、世界の見え方が全く異なり、自分が常識として考えていたこととは異なる考え方をしていることが分かります。シンガポールのとてもお世話になった旅行コーディネーターの方は中国系の3世のシンガポール人ですが、自分のルーツは中国だが自分は中国人ではない、シンガポール人であると明言し、その立ち位置を明確にしていることが、言葉の端々から感じられました。海外に行くと、国内にいる時は全く意識する必要のない、そうした自分の立ち位置や歴史的背景、文化的背景を明確にして話をしないと、相手からきちんとリスペクトされないように感じます。グローバルでの人間関係の結び方、友達になる方法なども経験しなければ分からないことです。こうした経験の一つ一つを積み重ねることが、皆さんの人間としての成長につながるのではないか、そんな気がします。
 広島、奈良、京都では、皆さんは歴史や文化を皆さんに一生懸命にお話下さる大勢の大人たちに出会いました。あの方達がお話くださった内容を、知識として受け取ることだけが大事なのではなく、あの方達のもつ若者に歴史や文化を伝えようとしている姿勢から学ぶ経験が、皆さんの人間として成長につながるのではないか、そんなことを考えました。
 その場に行って、そこの場所でしか経験できないことを経験することも人を育てるでしょう。しかし、それ以上にその場所でその場所でしか会えない人と出会って、コミュニケーションを取ること、話をする経験がさらに人間を育てるように思います。
 先日、5年生には私からも記録を残してくださいという話をしました。3年生には高橋先生から俳句の課題の説明の時に「言葉は逃げる」というお話がありました。記憶や感じたこと、その時の思いを言葉にすることの重要性について、皆さんは理解できていると思います。
 10代の皆さんが今考えたこと、感じたこと、思いついたことは、必ず皆さんのこれからの人生全体に影響していくでしょう。今考えていることが、いろんなことを判断する時の根本となっていくと思います。校外の行事だけはなく、日頃から考えたこと、感じたことを言葉にしておいて欲しい。言葉にすると思いもよらなかった新しい考えが生まれ、別の発想やアイディアをもつことができます。言語化しない思いや考えはやがて消えていきますが、言語化されたものは、さらに深まり広がりをもっていくものです。
 以上が今日お伝えしたい内容です。最後に皆さんと皆さんの御家族が良い年をお迎えすることを心よりお祈りいたします。特に6年生は体調管理に注意してください。うがいと手洗いしっかりやりましょう。





校長講話ののち、各種団体・個人の表彰を行いました。

前期女子テニス部、前期剣道部、陸上競技部、日本文化部かるた班、後期女子バレーボール部、科学部、ディベート甲子園受賞者、全国小中学校俳句大会受賞者、東京都産業教育振興会主催作文コンクール受賞者、中学生科学コンテスト受賞者、目黒区選挙管理委員会主催明るい選挙啓発ポスターコンクール受賞者、世界平和祈念ポスター・標語展受賞者、全国高校生ホームプロジェクトコンクール受賞者、創造ものづくりフェアin Tokyoあなたのためのお弁当コンクール受賞者、目黒区英語スピーチコンテスト受賞者、ナショナルジオグラフィックラーニング英語読書コンクール受賞者、全国高等学校生徒英作文コンテスト受賞者



































2018.12.26.
 
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